研究の高度化・多様化にともない、複雑な実験プロセス全体を自動化する重要性が高まっています。しかし装置ごとに仕様や通信方式が異なり、複数の装置を組み合わせた実験を柔軟に自動化することは簡単ではありません。
効率よく再現性の高い研究には、複数の装置を統合し、研究内容の変化に合わせて手順や制御を組み替えられる仕組みが欠かせません。embrioは、その統合を担うシステムインテグレータです。
近年はAIによる仮説生成や結果解釈が急速に進み、研究の自動化が現実になりつつあります。実世界での実験が欠かせないバイオや材料科学では、AIと実際のラボをつなぐ層が必要です。embrioは、その接続を担う基盤づくりに取り組んでいます。
embrioは、装置を一台ずつ自動化するのではなく、複数の装置をまとめて一つのシステムとして設計します。それを支えているのが、次のような強みです。
ラボ自動化の難しさは、メーカーも規格もばらばらな装置や工程、データ処理をひとつにまとめるところにあります。LAN・USB・シリアル通信といった接続方式や、SiLA 2・OPC UA・Modbus・専用SDKといった制御規格が混在していても、装置ごとの違いを吸収して共通のプラットフォーム上にまとめます。動作順序や状態管理、条件分岐や例外処理、データの受け渡しまで含めて、実験の手順全体が一つのシステムとして動くように設計します。
新しい装置への置き換えを前提にせず、すでにある装置を使って自動化します。市販の装置からカスタマイズ品、研究室で自作した装置まで、必要に応じてAPIの整備やドライバの開発も行いながら統合します。
システムの仕様や構成は常にお客様に公開し、特定のベンダーに縛られない状態をつくります。導入後も、研究者自身が条件を変えたり手順を追加したりして、自分たちで運用していけることを大切にしています。
装置の制御だけでなく、画像解析モデルの開発やデータの表示・修正、GUIの開発まで一体で扱えます。ただ動くだけでなく、判断や記録、操作まで含めて、現場で実際に使えるシステムを設計します。
生成AIに精通しているだけでなく、生成AIと協働しやすいように協調制御プラットフォームそのものを設計しています。装置ごとの違いを統一したインターフェースの背後に隠し、実験の進捗や状態・結果を構造化された形で観測できるようにすることで、AIが状況を読み取り、次の操作を判断して装置を安全に動かせる土台になります。
顕微鏡 OpenScope や搬送装置 OpenHandler を自社で開発しています。外部の装置のAPIを呼ぶだけでなく、装置そのものの制約や動かしやすさまで踏まえて設計・実装できます。
embrioが大切にしているのは、オープンであることです。研究者自身がシステムを理解し、自分で広げていける状態をつくることを重視しています。
オープンなプラットフォームで開発し、システムの仕様や構成は常にお客様に公開します。
特定のベンダーや技術に依存させず、研究者自身がシステムを理解して、保守や拡張を自分で行える状態をつくります。
納品して終わりにせず、研究者が自分たちで運用していけるよう支えます。あとから条件や装置を変えられる構成を重視します。
embrioは、ハードウェアとソフトウェアの両面から実験の自動化を支援します。自動化を自分で組みたい方には手を入れやすい構成を、日々の実験を効率化したい方には必要な機能を備えた構成を用意します。
既存製品では対応しきれない課題や、自動化に関心をお持ちの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
embrioは、ディストリビュータ様と協力して、お客様の自動化の課題を解決します。装置・部材の選定や調達をディストリビュータ様に、装置間の統合制御やアプリケーション開発、画像解析をembrioが担い、卓上サイズから複数装置を連携させる大規模システムまで対応します。
単体の機器を提案するだけでなく、新しい提案や新規事業をお考えのときは、自動化のご相談をお任せください。
embrioは、実験装置のスマート化やソフトウェアのOEMを通じて、メーカー様のラボ自動化分野への展開を支援します。APIの実装や制御インターフェースの整備、PoCの検証、ソフトウェアと相性のよい装置設計まで、ご相談から実装まで幅広く対応します。
単体で使う装置から、システムの中で選ばれる装置へ。製品開発やPoCで課題をお持ちのときは、ぜひお問い合わせください。
合同会社embrio
2021年7月
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ラボ自動化システムの統合開発・販売
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